
根本を探る
自分は競技者でもあるので、選手目線での話しをします。
競技技術を上げるには、一流の現場指導者と巡り合う事が先決です。
ちなみに自分は巡り合っています。
いくら良いトレーナーを見つけたところで、現場の技術が間違っていれば意味ないからです。
トレーニングはあくまでもトレーニング
現場は現場です。
それにトレーナーができる事なんて限られていますし、、、
自分も陥ってしまった事があるので良く分かりますが、トレーニング動作を実際の競技動作に結びつけようとしてしまうことがあります。
これは、本当に避けた方が良いです。
競技動作とトレーニング動作は別物です。
自分はトレーナーでもありますが、その事に気づいてから、トレーニングでは一切競技の事は考えません。
というか、現場に近い感覚を持ったトレーニングをしたいので、色々なスポーツを真剣にする事をトレーニングとしています。
そのほうが、とっさの判断力や実際に使う筋肉も鍛えられるからです。
それと、様々な身体の動作が自然と身につきます。
なので、実際、自分のやる競技での、コーチからのアドバイスも様々な角度から考えれるようになります。
例えば、足の出るタイミングが早いという指摘を受けたとします。
単純にタイミングだけを遅くしようとして他の動作がちぐはぐになる事もあります。
その競技の事ばかりで考えていると、そこばかり修正しようとしてしまいます。
そこで重要になるのが、何故、足の出るタイミングが早くなってしまうのか?
その競技だけを考えて、トレーニングでもその競技だけを考えてしまうと一定の枠から離れられなくなります。
こうなるはずなのに!と考えてしまいます。
そうではなく、そうなってしまう原因を探る事が大事です。
色々なスポーツを経験していると競技動作の引き出しが増えます。
原因は全然違う所にある事にも気づきやすくなります。
根本を探るためにも、広い視野で物事を考える癖をつけた方が良いと思います。
そのために、色々なスポーツを真剣にやる事を自分は推奨します。