機能改善とは

人間には良くも悪くも適応能力がある。

何故、人類は進化したのか?

自由に移動するため

脊索動物からはじまり
魚類、両生類、爬虫類、哺乳類、、

触圧覚、半規管、前庭、舌、腹壁、首、横隔膜、声帯、胸腔、眼球運動、手足のアーチ、床反力などなど

進化の過程で移動を獲得するために様々な機能ができあがってきた。

全ては移動をするため、、

便利になりすぎた現代は移動手段として機能が使われなくなり、機能低下に陥りやすい。

それが不良姿勢や痛みの原因に、、

例えば、女性に多いX脚

何故その姿勢をとらなければいけないのかが重要

いきなり、構造にアプローチするのは危険だと思う。

なぜなら、その人は重心の位置がわからなくて膝を内側にいれる事で姿勢を保っている可能性がある。

その場合、構造的に治してしまうとどこかに代償がでてくる。

重心の位置がわからないのであれば、まずは触圧覚や前庭へのアプローチ
首の動きなど、、

何故そうなっているのかを考えなければいけない。

不良姿勢をとることで、自分の身体を適応させている人に姿勢を正してなどのキューイングや無理に姿勢を正しての筋トレは危ないと思う。
自分はピラティスの資格も持っていますが、骨盤ニュートラルに保ってというキューイングや無理に姿勢を矯正するエクササイズには反対です。

扁平足なども同じでいきなりアーチを作るアプローチも危ないと思う。

肩が痛いから肩に、、
膝が痛いからに膝に、、
見方を変えると違うと思う。

何故そうなっているのか??
背景を考える事が重要。

ちょっとした張りや痛みはすぐに改善できますが、慢性的なものは適切な感覚入力が必要になります。
単なる運動ではダメです。

ただ、感覚入力をしても普段の生活の仕方ですぐに戻ってしまいます。

日頃の生活を見直して行く事が大事なのです。

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